高齢出産の問題点について

高齢出産の問題点をよく理解しよう

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「高齢出産は危ない」と言われることがよくあります。どうしてなのでしょうか?

  • 妊娠率が下がる
  • 流産や早産のリスクが高まる
  • 母子の健康が損なわれやすい

などの問題があると、指摘されているからです。

※高齢出産と不妊については、『年齢と不妊の関係』で詳しく説明しています。

高齢出産とは?


「40歳を過ぎると高齢出産だ」、と言われることがあります。しかし、これは半分正解で、半分誤りです。
高齢出産とは…

  • 1.35歳を過ぎて、初めて子どもを産む場合
  • 2.40歳過ぎで、2度目以降の出産をする場合

の2つの場合を指します。

35歳が1つの基準となっているのは、この年齢を境に、妊娠率が下がることが知られているからです。
※『年齢と不妊の関係』参照。

どんな問題があるのか


高齢出産には、様々なリスクがあります。

1.妊娠しづらくなる

35歳を過ぎますと、卵子の老化によって妊娠の成功率が低くなってしまいます。
※この点については、『年齢と不妊の関係』で詳しく説明しています。

2.流産しやすくなる

歳をとりますと、着床率が下がるだけではなく、流産の危険も高まることが知られています。無事に妊娠できたとしても、その後の育ちが安定しない傾向にあります。切迫流産のリスクも、高齢出産の場合には上昇すると言われています。

3.帝王切開が必要になることが多い

高齢になりますと、子宮の入口の柔軟性が失われてしまいます。そのため、出産に時間がかかり、切開が必要になることも多いようです。母体の負担という観点からも、問題があるわけです。

4.母体の回復が遅い

難産になってしまいますと、出産後の回復も遅くなってしまいます。

5.妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になりやすい

妊娠に伴って、高血圧・尿たんぱく・むくみなどが発生してしまうことがあります。これを「妊娠高血圧症候群」と呼びます。高齢出産の場合には、この病気の発症可能性が高くなることが指摘されています。悪化してしまいますと、母子双方が危険な状態になってしまうことがあります。

リスクを知った上で、適切に管理していくことが大事


以上のように、高齢出産には、数多くの危険性があります。35歳以上で初産を迎える場合、特に目立った問題がない場合であっても、必ず産婦人科にしっかりと通院するようにしましょう。病院と密な連携を取ることで、リスクを軽減できます。何か気になる点があったら、必ず病院で診察を受ける。これが非常に重要です。

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