食生活の乱れと不妊の関係について

食生活の乱れが原因で不妊症になることもある

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体の機能を正常に保つためには、適切な食生活を過ごさなければなりません。栄養バランスが偏った食事ばかりをしていますと、生殖機能の働きが悪くなってしまいます。その結果、不妊になりやすくなってしまうわけです。

食生活と不妊との関係


不摂生を続けていますと、体の各機能が衰えてしまいます。人間は、食事から栄養を摂取することで、体を動かしています。偏ってしまったり無理なダイエットをしてしまいますと、病気になったり体調不良となったりしてしまいます。不妊症になるの原因には、少なからず食生活の乱れが関係しています。

妊娠出産のプロセスは、非常に複雑です。これを潤滑に機能させるためには、体の調子が万全でなければなりません。もしも食事バランスが崩れてしまいますと、生殖器に十分な栄養が送られなくなってしまいます。これが原因で、生理不順になったり、排卵障害が起きたりするわけです。

食事を改善すれば不妊を予防できる


2007年に、アメリカのハーバード大学で、大規模な調査が実施されました。このリサーチでは、2万名近くの女性の食生活を8年にわたって、追跡して統計を収集しています。この結果、食事の乱れを正すことで、排卵障害のリスクが低くなることが明らかになりました。他の原因による不妊についても、妊娠率がアップしたようです。

妊娠する確率を高めるためには、以下のような食事が良いことも分かりました。

  • トランス脂肪酸を避け、不和脂肪酸を摂取する(マーガリンやファーストフードを避け、オリーブオイルなど質の良い油を摂取する)
  • 植物性たんぱく質を多く取る(肉よりも豆類を)
  • あまり精製されていない穀物を食べる(玄米や全粉粒のパンなど)
  • 乳製品を適量食べる
  • サプリメントを利用する
  • カフェイン、アルコールを控えめにする

このような食生活を実践している女性は、排卵障害になる確率が66%も低くなっていました。この調査はアメリカでのものですが、「不妊と食生活」をテーマにした調査の中では、最も大規模で信頼がおけるものです。

妊娠するための食事と栄養素


以上の調査内容で、食事の方針はある程度分かったと思います。何よりも重要なのは、暴飲・暴食をせず、生活に必要なカロリー・栄養素を十分に摂取するということです。食生活が乱れている人は、まずはこの部分を改善するようにしましょう。

若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」は、生殖機能とも密接な関連があります。男性の生殖機能には、「亜鉛」が大きく関係しています。これらの栄養素も、意識的に摂取しましょう。

鉄分不足も不妊の原因なる


鉄分不足による貧血(鉄欠乏性貧血)に悩まされている女性は多いですが、驚くことに不妊に悩む女性のほとんどは貧血だそうです。貧血だと体中に酸素が行き渡らなくなるため、体が冷え、妊娠しにくくなると言われています。レバーやプルーンなどの鉄分の多い食物を食べて、貧血の改善に取り組むことも大切です。

貧血の原因や危険性、解消方法については、貧血まるわかりを参照ください。

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