不妊治療の薬物療法について

薬物療法は不妊治療によく取り入れられる

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薬さえ飲めば赤ちゃんができる…などという不妊の特効薬は、現段階では開発されていません。不妊の原因は様々ですので、それぞれの症状に応じた投薬をしていくしかありません。

不妊治療で使われる薬は、「妊娠しやすい状態へと導く」ものが主です。「なぜ投薬治療をしているのか」・「どんな効力を持つ薬を飲んでいるのか」ということを知っておくようにしましょう。治療を継続していくためには、「納得」することが非常に重要です。

※具体的な薬の種類と副作用については、『不妊治療に使われる薬』で詳しく説明しています。このページでは、投薬治療の種類と目的について説明をしていきます。

どうして薬を使うのか?


薬を不妊治療に用いる理由はなんだと思いますか?薬物療法の究極の目的は、「妊娠して出産すること」にあります。そのために、体の各所に作用する薬を用います。このことは、当然のことかもしれません。しかし、非常に重要なことです。

確実に妊娠できる薬というのは、存在していません。「それなのに、副作用のリスクを感じながら投薬を続ける意味なんてあるのか…」と思い悩み、治療を途中でやめてしまう方も多いようです。

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確かに、薬によって目に見えた結果がすぐ出るわけではありません。しかし、妊娠のメカニズムは複雑です。不妊は、そう簡単には解決できません。じっくりと、総合的にアプローチをしていくことが重要です。

不妊治療では、妊娠・出産のために、ありとあらゆる手段を組み合わせていきます。その中でも重要な方法の一つが、薬物療法です。子どもを産みやすい体にする。このために、薬は非常に効果的です。体の中での変化は確実に起こっていますので、あきらめずに「継続」していくようにしましょう。

薬物療法の種類


それぞれの原因・状況に応じて、様々な種類の薬を用いていきます。
※具体的な種類・副作用などについては、『不妊治療に使われる薬』で説明していきます。

<排卵機能に問題がある場合>

この場合、卵子を育てるように働きかける薬(排卵誘発剤)を用います。

  • 1.飲み薬:脳に指令を出させる
  • 2.注射:卵巣に直接指示を出す

これらの薬によって、卵子の成熟が促され、排卵がスムーズに行われるようになります。排卵誘発剤は、タイミング療法と組み合わせて用いられることが多いです。これにより、妊娠の成功率を大幅にアップさせることができます。

<着床の段階に問題がある場合>

この場合、ホルモン剤を使います。子宮の内膜を整え、着床率をアップさせる効果があります。

<卵巣を休ませる>

人工的に排卵のない状態を作り出すことができる薬を使います。薬をやめた際に、卵巣が質の良い卵胞・卵子を作ることができるようになります。

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