ストレスと不妊の関係について

ストレスが不妊を招く

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ストレスは、体の様々な面に悪影響を及ぼすことが知られています。中でも生殖機能とストレスには、強い関係があります。「脳下垂体」という部分が、ストレスと生殖機能、双方をつかさどっているからです。そのため、欲求不満を溜め過ぎると、不妊症を悪化させてしまう可能性があります。赤ちゃんが欲しい、と思い詰めすぎるのは好ましくありません。適度にストレス解消・気分転換を試みるようにしましょう。

ストレスのメカニズムと不妊


双方の間には、深い関係があります。ストレスを感じますと、それに対応するために脳から指令が飛ばされます。視床下部から下垂体へとホルモン等が流れるわけです。実はこのルートは、生殖機能を活発化させるためにも用いられます。ストレスへの処理のために回路が利用されているので、生殖ホルモンの分泌・流れが悪くなってしまいます。これによって、排卵障害・着床障害などが引き起こされてしまうわけです。
  • A・ストレス発生→「脳→視床下部→下垂体」の回路を使って処理・対応
  • B・「視床下部→下垂体」は生殖ホルモンの分泌にも関連している
  • C・ストレスによって、生殖機能が低下してしまう
というメカニズムです。

不妊の状態が長引くと、妊娠を切望するあまり、さらに強いストレスを抱え込むでしょう。双方が悪い循環を作り上げてしまいます。

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ストレスの悪影響を断つために


このような負のスパイラルを断ち切るためには、ストレスを減らしていくことが有効です。

具体的には…
1.ストレス耐性を高める
ある出来事や発言を、「ストレス」と感じるかどうか。これには、大きな個人差があります。ポジティブ思考の人は、あまりイライラを感じません。前向きに考えていくこと、これが最も重要です。

2.リラクゼーション
感じてしまったストレスは、早い段階で解消していくことが大事です。趣味や旅行の時間を作ったり、エステや岩盤浴に行ったり…溜まる前に発散する、ということを意識しながら生活していくとよいでしょう。

3.不妊のことを考えない日を作る
妊娠したい!という気持ちを常に持ち続けることは、長期間の不妊治療では重要なことです。しかし、常にそのことを脳裏に浮かべていますと、ストレスもどんどん蓄積していってしまいます。週に1度は、「赤ちゃんのことを一切考えない日」にして、自由に過ごすようにしましょう。

4.漢方を補助的に利用する
最近では、不妊治療に漢方が取り入れられています。中でも、「加味逍遥散」などは、ストレスの悪影響を緩和させる働きを持っています。
※『漢方治療』参照。

5.夫婦で協力していく
男性の側も、ストレスによって精子の働きが弱まることが分かっています。お互いにプレッシャーをかけずに、支えあいながら進んでいくようにしましょう。

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