不妊治療のタイミング療法について

タイミング療法なら妊娠率を高くできる

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妊娠するためには、排卵日前後を正確に狙って性交渉を行わなければなりません。排卵日を予測するための方法は?と聞かれたら…女性なら誰もが「基礎体温の記録をつける」と回答できるでしょう。不妊で悩む方にとって、基礎体温を測るのは基本中の基本です。しかし、この方法だけでは大まかな排卵日しか推測することができません。これを強化したのが、「タイミング療法」です。薬や詳細な検査に基づいて、排卵日をより的確に把握していきます。地味だと感じるかもしれませんが、不妊治療では高い効果を上げている方法です。

妊娠するためには排卵日を知ることが重要


妊娠を成功させるためには、セックスのタイミングが非常に重要となってきます。受精は、妊娠するためには欠かすことができません。精子と卵子が出会う場所は、「卵管」と呼ばれる場所です。むやみに夫婦生活を送っても、卵管に卵子が存在していなければ受精は成功しません。逆に言いますと、「卵子が卵巣から卵管へと移動したタイミング(=排卵日)」を狙って性交を行えば、妊娠の確率はぐっと高くなります。

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タイミング療法とは、科学的・医学的な方法によって、妊娠しやすい日(排卵日)を予測していく治療方法です。「この日に性交渉を行えば、子どもができやすい」と分かれば、後はその日に合わせた夫婦生活を送っていけばよいわけです。

具体的な予測方法


不妊治療では、以下のような方法を組み合わせて排卵日を探っていきます。

1.基礎体温を観察する
女性の基礎体温は、1か月の間に変動することが知られています。体温の高い日(高温相)と、低い日(低温相)の二つが存在しています。低温相から高温相へと移り変わる前後が、排卵の日だとされています。医師も、この法則を重視しています。
※排卵障害の場合などには、基礎体温の変動がみられない場合もあります。この方法だけでは、不確実です。

2.卵胞の大きさを測定する
排卵の直前になりますと、卵子が入っている卵胞は、大きくなります。超音波検査でサイズを測定することで、より正確に排卵日を推測することができます。

3.粘液・ホルモンなどの値
この他、子宮頸管の粘液や、ホルモンの分泌量なども、排卵日が近いことを教えてくれる重要なデータとなります。

これらの方法を用いて、タイミングを計っていくのが「タイミング療法」です。妊娠の確率をさらに上げるために、排卵誘発剤とタイミング療法を組み合わせて治療することも多いようです。

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