不妊治療の実態について

不妊治療の実態を理解しましょう

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「不妊症は、治療しても治らない」世間では、このように思っている方も多いようです。確かに、不妊治療の成功率は高いとは言えません。しかし、途中で諦めることなく、様々な治療方法に臨んでいけば、妊娠できる可能性は高まります。

現在、不妊治療ではタイミング療法・薬物治療、人工授精や体外受精が主流となっています。原因や状況に応じて、これらを組み合わせるわけです。継続して治療した場合、妊娠率は80%以上になると言われています。

どうして不妊症になるのか?


妊娠できない理由には、様々なものがあります。その原因に応じて、治療を進めていくのが基本です。しかし、不妊で悩むカップルのうち10%程度は、はっきりとした原因が分かりません(原因不明不妊)。

残りの90%は、女性・男性のいずれか、もしくは双方に何かしらのトラブルが発生している場合です。原因が分からない場合でも、治療は続けられます。その過程で、原因が解明されることもあります。理由が分からないまま、無事妊娠に至った人も多いのが実態です。
※『不妊症の原因とは?』『原因不明不妊』で詳しく説明しています。

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どんな治療方法が主流なのか?


現在、メインとなってる治療方法は、以下の3つです。

<A.タイミング療法>

妊娠しやすい時期(排卵日の前後)を狙って、性交渉を行っていく治療法です。1回あたりの成功率は、平均2%程度となっています。この数字は、検査によって排卵日を正確に把握した場合のものです。自分で基礎体温の測定を行って推測する場合には、さらに少なくなります。

<B.薬物療法>

タイミング療法だけでは限界がありますので、多くの場合には排卵誘発剤を組み合わせます。これにより、1回あたりの妊娠率は10%にまで増加します。ホルモン剤を使った場合にも、10%程度の成果があがっています。

A・Bまでの段階での成功率は、20〜50%程度と言われています。

<C.人工授精・体外受精>

以上の方法で妊娠できない場合や、女性・男性のトラブルが深刻な場合には、この方法が採用されます。1回あたりの成功率は、10〜30%程度と言われています。不妊治療全体での妊娠率は、40〜80%程度です。しかし、これには途中で治療をやめた人も含まれています。

A〜Cで紹介した確率は、すべて「1回あたり」となっていたのに気付いたでしょうか?1回だけなら2〜30%と低い数値でも、数回繰り返せば論理上は限りなく100%に近づきます。

様々な方法を組み合わせること、そして治療を継続していくこと。これが妊娠成功の秘訣です。

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