男性不妊の副性器機能障害について

副性器機能障害とは睾丸(精巣)以外に問題がある症状のこと

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男性の主な性器はどこでしょうか?陰茎だと思う方も多いかもしれません。しかし、男性器のメインは睾丸(精巣)です。睾丸以外の男性性器は、「副性器」と呼ばれています。この部分の機能に障害が起こりますと、精子の質が悪化してしまい、不妊の原因となってしまいます。

副性器の障害と不妊


男性の性器は、「こう丸」と「副性器」に分類されます。

副性器には…
副睾丸・精管・精のう・前立腺・尿道腺・陰茎
などがあります。

これらの副性器に異常が生じて、精子の質(運動性)が低下することがあります。この病気・症状を「副性器機能障害」と呼びます。精子の動きが鈍ってしまいますと、卵管の奥に到達する前に力尽きてしまいます。このため、受精しにくくなり、不妊につながってしまいます。

どうして副性器の機能障害が起きるのか


これを引き起こす原因は様々です。ほとんどの場合は、細菌の感染による炎症が直接の原因となっています。

<精のう(睾丸を包んでいる袋)>

この部分では、精子の運動を活発化させる成分が作られています。結核菌・クラミジアなどの感染によって、腫れ上がることがあります。この場合、精のうの機能が低下し、精子の運動性も下がります。

<前立腺>

精子の活動を支える重要な物質を生成しています。大腸菌やクラミジアなどに感染してしまいますと、前立腺炎になってしまいます。その結果、精子の活力も失われてしまいます。

<精管>

精管にトラブルがある場合には、精子の通りが悪くなってしまいます。これによって、精子の量自体が減ってしまい、妊娠しづらくなってしまいます。
※副性器機能障害の中でも、精管が詰まってしまったり、狭くなってしまったりする場合を『精管通過障害』と呼びます。

あなたの夫の副性器は大丈夫?


不妊の原因は、女性だけではなく男性にもあるということが常識になってきています。男性に原因がある不妊の中でも、副性器機能障害は比較的自覚症状が強い病気です。

  • 陰部が熱を持っている
  • 尿に関するトラブルが急に増えた(頻尿・残尿感・排尿痛など)
  • 射精するときに痛みが走る

などの症状が男性にある場合、副性器に障害が生じているかもしれません。

副性器機能障害は、大半が感染症。ですから、治療も比較的しやすいと言われています。泌尿器に関するトラブルですので、嫌がられる方も多いようです。

しかし、悪化すると生活に大きな支障を与えてしまう場合もあります。妊娠を成功させるためにも、夫の健康のためにも…上記症状がみられる場合には、診察を受けさせるようにするとよいでしょう。

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